TP-LinkのWi-Fi 6E製品
-
Wi-Fi 6Eメッシュ
Deco XE75
-
Wi-Fi 6E
WiFi 6Eで解禁された6GHz バンドはDeco間のバックホール 専用にも、端末との通信用にも 設定可能
-
トライバンド
WiFi 6Eで新登場の6GHz バンドを含むトライバンドに 対応し、合計最大5400Mbpsの 速度を提供
-
AIメッシュ
複数のユニットで家全体の メッシュWiFiネットワークを 構築
-
-
Wi-Fi 6Eルーター
Archer AXE75
-
Wi-Fi 6E
WiFi 6Eで解禁された6GHz バンドで、より広い帯域幅・ 高速接続・低遅延を実現
-
トライバンド
WiFi 6Eで新登場の6GHz バンドを含むトライバンドに 対応し、合計最大5400Mbps の速度を提供
-
OneMesh™
OneMesh™対応中継器と 組み合わせてメッシュ WiFi環境を構築
-
-
Wi-Fi 6E中継器
RE815XE
-
Wi-Fi 6E
WiFi 6Eで解禁された6GHz バンドで、WiFiの干渉や混雑を 回避した快適な接続を実現
-
トライバンド
WiFi 6Eで新登場の6GHz バンドを含むトライバンドに 対応し、合計最大5400Mbps の速度を提供
-
OneMesh™
OneMesh™対応ルーターと 組み合わせてメッシュ WiFi環境を構築
-
Wi-Fi 6Eとは?
かんたんに言えば、「WiFi 6E」はWiFi 6の拡張版です。WiFi 6と同じ規格で動作しますが、新しい周波数帯の6GHz(5.925GHz~7.125GHz)が加わったことで、より多くの周波数帯域が利用可能になります。これまで利用されてきた既存バンド(2.4GHz/5GHz)では限られた帯域にチャンネルが詰め込まれていましたが、WiFi 6Eで新しく利用可能になった6GHzの広い帯域では電波の重複や干渉がありません。より広い帯域幅で、高速なデータ通信を低遅延で行えるため、AR/VRや8K等の次世代テクノロジーに適しています。
*WiFi 6は、「AX WiFi」や「802.11ax WiFi」とも呼ばれる次世代規格のWiFiテクノロジーです
WiFi 6の詳細はこちら >>
注意:日本では2022年9月2日に6GHzバンドの利用が許可されました。
6GHzが必要なワケ
WiFi 6Eが登場した背景には、近年の通信量増加があります。
スマホ・PC・ゲーム機といったネットワーク端末に加えて、スマート家電など、WiFiに接続されるデバイスの数が増加。さらに、動画やVRといったコンテンツが広く楽しまれるようになり、通信の容量も大容量に。既存バンドの2.4GHzと5GHz帯が混雑し、快適なネットワーク環境を構築できないケースも出てきました。
また、集合住宅など住居が密接しているエリアでは近隣とのネットワーク干渉が起こってしまいます。2.4GHzと5GHzの既存バンドではチャンネル数が限られており、近隣のネットワークと利用するチャンネルが被ってしまうのです。
こうしたネットワーク事情を背景に、2022年9月、日本でもWiFi 6Eが認可されました。
-
WiFi接続デバイスの増加
-
WiFiトラフィックの増加
-
既存バンドの混雑
-
2.4GHz・5GHzからの
信号干渉近隣からのネットワーク干渉
Wi-Fi 6Eがもたらすものとは?
WiFi 6Eでは、新たに6GHz帯が利用可能になります。6GHz帯を活かすことで、高解像度ビデオストリーミングやVRのような高速データスループットを必要とする高帯域幅アプリケーションや、遅延の少ないオンラインゲームを実現します。
-
より大きな容量で遅延を削減
-
広いチャンネルでよりたくさんのスループット
-
混雑を抑えて
電波干渉を低減
-
超高速8Kストリーミング
-
快適なオンラインゲーム
-
スムーズなVR/AR体験
Wi-Fi 6Eがこれまでを変えます
-
混雑を最小限に
混雑している2.4GHzや5GHzとは異なり、6GHzの広い周波数帯域は、効率的なWiFi 6接続のみで利用されます。そのため、日々感じているようなフラストレーションを取り除いてくれます。WiFi 6Eでは各チャンネルが重複することもなく、ネットワークの混雑が大幅に軽減されます。
-
これまでのWiFi通信では、通信速度の遅い車(WiFi 5やWiFi 4)と一緒に、限られた車線を走行していたイメージです。WiFi 6の高速通信も、遅い車と車線が被ってしまうと、そのポテンシャルを活かすことが難しい状況でした。しかしWiFi 6Eで解禁された6GHz帯は、高速通信のWiFi 6E専用の車線。しかもこれまでの2倍の車線(チャンネル数)が確保できるため、混雑なく高速通信を行えます。
-
幅が広がってより高速に
帯域幅とスループットが倍になる160MHzチャンネルを、新たに7本利用することができます。これによって可能な限り高速でより多くの同時伝送ができるようになり、8K動画・AR/VRゲーム・大容量ファイルのダウンロード等を快適に楽しめます。
2.4GHz:160MHzチャンネル利用不可
5GHz:160MHzチャンネル×2利用可能
6GHz:160MHzチャンネル×7利用可能
*6GHz帯で利用可能な160MHzチャンネルの本数は国/地域によって異なります。日本では160MHzのチャンネルが新たに3本追加されました。
-
160MHzチャンネル
2倍の帯域幅&2倍のスループットを実現
ネットワーク容量を改善
WiFi 6Eでは6GHzで最大1,200MHzのスペクトラムが利用可能となり、増え続けるWiFiのニーズに応えます。1,200MHzの連続スペクトルは、データの送受信に利用できる経路数を現在の2倍以上にし、混雑を軽減しながらネットワーク容量を劇的に増加させます。
*6GHz帯で利用可能な160MHzチャンネルの本数は国/地域によって異なります。日本では160MHzのチャンネルが新たに3本追加されました。
160MHz×7 =1200MHz
Wi-Fi 6の可能性を最大限に引き出します
6GHz帯の開放が、WiFi 6を大きく変えます。WiFi 6 ではネットワークの効率や容量のパフォーマンスが向上する一方で、WiFi 5(または他の無線)からの伝送と競合すると、その利点を十分に発揮することができません。 しかし、6GHz帯はWiFi 6のトラフィックのみで利用可能なため、そのポテンシャルを活かすことができます。
-
より高速
より高性能グリーンフィールド6GHzスペクトル
-
よりたくさんのスループット
低遅延6GHzでパワーアップした160MHz
Wi-Fi 6E vs. Wi-Fi 6/5/4
Wi-Fi 4 | Wi-Fi 5 | Wi-Fi 6 | Wi-Fi 6E | |
---|---|---|---|---|
リリース年 | 2007 | 2013 | 2019 | 2021 |
IEEE規格 | 802.11n | 802.11ac | 802.11ax | |
最大速度 | 1.2Gbps | 3.5Gbps | 9.6Gbps | |
バンド | 2.4GHz, 5GHz | 5GHz | 2.4GHz, 5GHz | 2.4GHz, 5GHz, 6GHz |
セキュリティ | WPA2 | WPA2 | WPA 3 | |
チャンネルサイズ | 20MHz, 40MHz | 20MHz, 40MHz, 80MHz, 160MHz (×2) | 20MHz, 40MHz, 80MHz, 160MHz(×7)* | |
変調 | 64-QAM | 256-QAM | 1024-QAM | |
MIMO | 4x4 MIMO | 4x4 MIMO, DL MU-MIMO | 8x8 MU-MIMO | |
特徴 |
MIMOを採用 |
160MHzチャンネルを採用 5GHzバンドでより高速に |
4倍の容量 速度が1.25倍に向上 4倍のOFDMシンボル長 160MHzチャンネル幅 OFDMA・8x8 MU-MIMO |
最新の6GHzバンドを拡張 混雑減少・干渉低減・低遅延 160MHzチャンネル×7* |
*6GHz帯で利用可能な160MHzチャンネルの本数は国/地域によって異なります。日本では160MHzのチャンネルが新たに3本追加されました。